家づくりは


地盤から

MSエ法(格子状浅層地盤改良)

MS工法とは?

MS工法(格子状浅層地盤改良)とは、ベタ基礎の小規模建築物を適用対象とした格子状浅層地盤改良工法で、従来の工法では対応できなかった地盤にも対応が可能です。

MS工法の6つの特長

1.残土の発生が少ない

2.狭小地での施工が可能

3.隣地への影響が少ない

4.擁壁の底盤への対応

5.地下の埋蔵文化財への対応

6.環境と土地の将来性への対応

MS工法Q&A

他工法と比べてどのような特徴がありますか?

格子状地盤改良のため杭状地盤補強に比べて応力が集中せず安心です。

■MS工法

壁面が一体で応力に抵抗するため変形が少ない。また、格子状に改良しているので側方流動を抑えようとする。

■柱状改良工法

個々に独立した柱状改良体のため、水平応力に抵抗する力が小さく変形が生じやすい。

地盤改良施工後、地盤保証はありますか?

地盤改良施工後、10年間の地盤保証制度を採用しております。土の性質上、年数の経過と共に地盤はより安定してきますので、ご安心いただける保証年数となっております。また、第三者の地盤保証制度を別途採用することもできます。

コングロ社保証書
第三者地盤保証

MS工法はどのような建物に使用できるのですか?

地上3階以下の建築物で、建物接地圧35kN/㎡以下のベタ基礎建築物で使用が可能です。

セメント形固化材を使用した締固めは、どのように安全性に寄与しているのですか?

地盤は土粒子と水と空気で成り立っており、地盤内の空気量や含水量が多い地盤ほど、軟弱な地盤となります。地盤を締め固めることで地盤内の空気の圧縮により、地盤の強度が増します。これを大昔は、木製の蛸銅突き等で締固めをしておりましたが、現在は機械による締固めを行っております。また、セメント系固化材を使用すると土粒子同士の結合力が増すので、ただ締固めを行うよりも、更に地盤の強度が増します。

建築技術性能証明工法とはどのようなものですか?

建築技術水準の向上に寄与することを目的として、その技術内容が開発目標に到達していることを確認するために実験を行い、実験や検討の内容が第三者機関から認められた工法です。MS工法は、戸建住宅向けに開発された格子状浅層地盤改良工法で、業界初の技術評価を頂いた工法です。